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石屋製菓「白い恋人」賞味期限改ざん事件についてのまとめ
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白い恋人は、1976年に製造が開始され、北海道限定のお土産として人気のロングセラー商品です。石屋製菓の年商92億のうち約75%は白い恋人の売上で、三重県の赤福に次いで、単品のお土産物としては全国第2位の出荷額を誇りました。ここからも「白い恋人」がみんなに愛され続けてきたヒット商品だったことがわかります。 

石屋製菓が「白い恋人」の製造をはじめたのは、当時のホワイトチョコレートブームがきかけでした。 しかし、石屋製菓では他に追随するような商品ではなく独自の商品を出したいと試行錯誤を重ねた結果、生まれたのが「白い恋人」でした。ホワイトチョコレートを手にべとつかずに美味しくおしゃれに食べられる方法はないかと試作を重ねたそうです。その結果、当時では珍しいランクドシャーという高級クッキーでホワイトチョコレートを包むという手法が採用されました。

 「白い恋人」というネーミングが決定したのは、お菓子の開発より後だったといいます。

1968年にフランスで開催された冬季のオリンピックの記録映画が「白い恋人達」というタイトルで、そこから思いついたアイディアでした。最初「白い恋人達」でパッケージデザインなどを考えたそうですが、試案するうちに一字削って「白い恋人」とすることに決定。 商標登録は「白い恋人」と「白い恋人達」の二つを所有することになりましたが、模倣品を防止するのに役立ったそうです。 

しかし、石屋製菓は当時は小さな工場があるだけの会社。せっかく製品ができても販売してくれる先がありません。そんなとき、全日空が「でっかいどう北海道キャンペーン」を始めるという記事が新聞に掲載され、新千歳空港の全日空旅客課に機内食に採用してもらうよう直談判。工場があるだけの小さな会社のお菓子が見事、機内食に採用されるという幸運がありました。「白い恋人」はここから好評を得て、全国的な人気へと大躍進していったのです。

 「白い恋人」が大ヒットした理由は、そのおいしさのほかに北海道限定の販売という点があげられるのではないかといわれています。

当初、石屋製菓にも「白い恋人」について東京での販売などの打診や引き合いが数多くあったそうです。しかし、あくまで北海道に渡り買っていただくという点にこだわり、現在の北海道土産といえば「白い恋人」といわれるまでの知名度と人気を築き上げていきました。

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